米大統領選共和党、党全国委員会はトランプ氏支援の活動の一部を一時停止したもよう[10/10]


トランプ氏への批判強まる=撤退要求、支持撤回も拡大-米共和 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101000004&g=int  【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)によるわいせつな発言が明るみに出たことを受け、共和党内で8日、トランプ氏への批判が強まった。選挙戦からの撤退を求める声も広がっており、トランプ氏はこの問題で窮地に追い込まれる可能性も出てきた。  この問題はトランプ氏が2005年、テレビ出演の待機中に「スターなら(女性は)させてくれる。何でもできる」と下品な言葉で語っていたことが録音データから明らかになったものだ。米国では「性暴力」(バイデン副大統領)を容認した発言などと厳しく受け止められている。  共和党上院ナンバー3のスーン上院議員は8日、「直ちに(副大統領候補の)マイク・ペンス氏を大統領候補にすべきだ」とツイッターに記し、トランプ氏の撤退を要求。リー上院議員は「トランプ氏に身を引くよう求める」と語った。  ライス元国務長官フェイスブックへの投稿で「もう十分。彼は撤退すべきだ」と同調、米メディアによると、トランプ氏に撤退を求める連邦議会議員は約20人に上っている。  撤退要求まで踏み込まなくても、支持撤回に踏み切った有力者は多い。マケイン上院議員は声明で「条件付きの支持さえ不可能になった」と表明。米メディアによれば、党全国委員会はトランプ氏支援の活動の一部を一時停止したもようだ。(2016/10/10-00:21)