北海道「子どもが走ると芝が傷む」北大が構内の緑地や一部の芝生への立ち入り規制を強化、幼稚園や保育園から困惑の声★8


「子ども走ると芝傷む」北大が立ち入り規制 幼稚園、保育園困惑 10/06 11:50 北大(札幌市北区)が今春から、構内の緑地「中央ローン」や一部の芝生への立ち入り規制を強化し、 近隣の幼稚園や保育園に戸惑いを広げている。札幌市内の中心部には園庭がない施設が少なくない。 これまで構内の芝生で子どもを遊ばせていた多くの園からは「子どもが楽しめる貴重な場所なのに」 と困惑の声が出ている。 北大構内のクラーク会館近くにある中央ローンは約1万2千平方メートル。 幼児が転んでも比較的安全な広い芝生と小川があり、市民や観光客の憩いの場として利用されている。 「北大に遊びに行く幼稚園や保育園が激減した」。北大近くにある北区の男性保育園長(56)は現状を説明する。 この保育園は今春まで園児の遊び場としてよく利用していたが、大学職員から直接注意されることが増え、 利用を諦めた。中央区の幼稚園も毎年、遠足の行き先にしていたが「今年はお弁当を食べるのもだめだと言われて、 当日は仕方なく、構内の別の場所に移動した。住民や観光客と接する貴重な機会も減った」と残念がる。 北大は今年5月から中央ローンや、その近くの農学部と理学部周辺の芝生を 「幼稚園・保育園の園庭ではない」として、利用規制を求める文書を訪れた各園に手渡した。 北大によると、この結果、訪れるグループは今年4~5月の延べ50団体から、 6~7月には延べ15団体ほどに減少したという。 北大は、旧帝大時代からの風景を残す中央ローン周辺の芝生の保護のため規制したという。 芝生の維持管理費は年間約3千万円。施設整備の基本計画に携わる北大大学院農学研究院の 近藤哲也教授(花卉(かき)・緑地計画学)は「子どもは走り回るので芝が傷む。 親子連れならいいが、団体での利用は控えて」と理解を求める。 中央ローンで2歳の長女を遊ばせていた中央区の高校教員原飛鳥さん(39)は 「街中には園庭がない保育園が多い。安心して子どもが遊べる広い場所はここしかない」と北大の対応に疑問を示す。 札幌中心部のまちづくりに携わる工学院大の倉田直道名誉教授(都市計画学)は 「地域に根差したキャンパスと思っていただけに残念。互いに歩み寄り、例えば幼児が草地の維持管理を体験したり、 大学も芝生の一部を開放したりする方法もあるのでは」と指摘する。(木村直人) 北海道新聞 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0324046.html 芝生を傷めないように子どもらに注意を呼び掛ける「中央ローン」の看板 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/images/2016/10/06/M16100683651/94726214c5d899ecd8aab39073955a96.jpg ★1が立った時間 2016/10/06(木) 16:58:46.96 前スレ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1475828888/