ITグーグル、ソフトウェア技術者の採用で年齢差別を行った疑い 集団訴訟へ


http://business.newsln.jp/news/201610081532510000.html 40歳以上であることを理由にGoogleからソフトウェアエンジニアとしての採用を断られた 可能性があるとして2名のエンジニアが起こしていた訴訟に関して、カリフォルニア州地方裁判所が原告以外の者で あっても40歳以上で採用を断られた場合には、訴訟に加わることを認める決定を行ったことが公開された裁判資料から明らかとなった。 これにより、この訴訟はGoogleに対する集団訴訟と様変わりをする可能性が生じてきたこととなる。 米雇用法は、特殊な例外を除くと人種、性別、年齢などを理由で採用を拒否することを禁止している。 そのため、米国内の企業が募集している職に応募する際には応募書類に、人種、性別、年齢を記載する必要はない。 しかし、Googleは、書類選考を通過した応募者の年齢を推定することが可能な情報を連絡することを求め、 40歳以上の応募者は、一律で採用を断っていた疑いがもたれている。 裁判で原告は、更に、米国国内のプログラマーの平均年齢は42.8歳であるのにも関わらず、 Googleプログラマーの平均年齢は29歳であることもGoogleが40歳以上の採用を行っていないことの証拠として提出していた。 Googleは既に、2004年にも採用時に同様な年齢差別を行ったとの理由で訴訟を起こされており、この裁判では、原告との間で法定外で和解が成立していた。